韓国の解決策は、明快ではあるが、あまりに正論、もしくは総論すぎて、はっきりいって、現実的な対策とはほど遠い(アメリカ人なら「オー、スマート」と皮肉交じりに感嘆してくれるかもしれないが)。また、言語的には同じ意味をもつ言葉であっても、それぞれの文化や社会の中で異なった解釈をされる場合が非常に多い。たとえば「官僚主義」や「権威主義」といった言葉は英語圏にも存在するもののもはや衰退の一途をたどっている過去の遺物というニュアンスがあるし、人々もそのことを前提に言葉を使っている。ところが韓国では違う。韓国語で表現されるこの二つの言葉は、いまでも「ほとんど越えることのできない巨大な障壁」といった意味をもつ。それで、「それらは早急に克服すべき対象だが、なんとも層が厚く膨大なものなので、抵抗する勢力も大きく、結局、改革は尻すぼみになることが多い」という説明も必要になってくる。これを英語でいうとなると、豊富な語彙と複雑な文章を使いこなさなくてはならない。こういうケースがじつに多いのであるだが、英語を正しく学ばなければならない理由もまさにここにあるのだ。」
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